ワンコの誤飲や誤食を防ぐためのトレーニング

クリスマスやお正月など、年末年始は皆で集まって ごちそうを戴く日も多いと思います。 

その時に心配なのは、ワンコの誤飲や誤食です。 ワンコは、一度口に入れるとなかなか出してくれません。 無理に取り上げようとすると、逆に慌てて飲み込もうとしてしまいます。 そこで、役立つのが「持って」と「出して」のトレーニングです。 食べ物で教えるのはハードルが高いので、 おもちゃや使い古したタオルなどでロープを作り、くわえやすくします。 口元に近づけ、口にくわえた瞬間、「持って!良い子!」など 、褒める言葉をかけます。 次は「出して」と声をかけながら 口元におやつを近づけます。 おやつを食べようとして口からおもちゃなどを放したら、 「出して!良い子!」など褒めの言葉をかけます。 ここでのポイントは、放さないからといって引っ張ったりしないこと! 無理に引っ張ると、取られまいとしてより強く咬むようになり、 最終的には引っ張りっこの遊びに変わってしまいます。 もちろん引っ張りっこ遊びの時にも 「持って」と「出して」の声をかけてもらってもいいのですが、 「出して」のコマンドをかけるタイミングが難しいこともあります。 ある程度「持って」、「出して」のコマンドを覚えてから 遊びの中で活用するようにしてみるとよいでしょう。 食べては困るものを口に含んでしまったときにも、慌てず、 片手におやつを用意しながら「出して」と声をかけ、 口から出したらまずはおやつを与えます。 このとき、出したものを拾おうとして手を出すと、 慌ててまた口にくわえようとします。 こういう場合には、おやつを食べさせながら ワンコの顔を吐き出させたものから背けるように誘導し、 吐き出されたものは、足や身体を使ってワンコから見えないように、 もしくは遠ざけるようにします。 他にどなたかが一緒にいる場合には、その方に手伝ってもらっても良いでしょう。 誤飲や誤食は命の危険にも繋がることがあります。 だからこそ、慌てず落ち着いて対処できるように 日頃から「出して」のトレーニングをしてみてはいかがでしょうか? 

因にニャンコの場合は、ワンコとは違うトレーニングが必要です。巷では、ニャンコはワンコよりも頭が悪いから、しつけが難しいという説が出回っているようですが、それは全く違い、犬と猫の習性によるものにより、ワンコと同じ躾ではうまく行かないのです。

次回はニャンコのための誤飲や誤食を防ぐトレーニングについて書いても良いのですが、ワンコに比べて必要の無い内容かもしれませんので、必要に応じて書かせて頂きますね。

皆様素敵なクリスマスを御過ごしくださいね。

猫の陰陽師 海(KAI) の スピリチュアルセッション

猫の陰陽師 海(KAI)が、あなたの魂を癒し、パワーアップのお手伝いをいたします。

0コメント

  • 1000 / 1000