ニャンコがドッグフードを食べても大丈夫なのか?

結論を言えば、たまに食べたり少し食べる分には問題ありません。 しかし、猫と犬は違う種類の動物ですので、体を維持するために必要な栄養素も異なってきます。、ドッグフードでは補えない、ニャンコに必要な主な栄養素は、タウリンとアラキドン酸です。タウリンは動物の体の働きを助ける必要な栄養素で、これは、人や犬は体内で合成することができるのですが、猫は合成できないのです!そのため、食事から摂取しなければなりません。 タウリンが不足してくると、特に、目(網膜萎縮)や心臓(拡張型心筋症)、 その他、肝臓や、生殖機能に影響を及します。 次にアラキドン酸。これも人間や犬は体内で合成できるので必要ないのですが、猫は合成できないので、やはり食べ物から補わないといけません。 人間や犬は、リノール酸からy-リノレン酸と変換し、そしてy-リノレン酸からアラキドン酸へと合成できるのですが、猫はy-リノレン酸からアラキドン酸へと合成することができないので、食事から摂取しないといけません。 このアラキドン酸が不足してくると、脳機能や皮膚、被毛の状態に悪影響を及したり、繁殖機能や血液の状態なども悪化してきます。 このように、猫にとってドッグフードは、悪い栄養素があるということではなく、どちらかというと必要な栄養素が足りないのが問題なので、ニャンコとワンコを飼っておられる方は、ニャンコにドッグフードを与えても構わないでしょう。ニャンコにだけ、タウリンとアラキドン酸を補う栄養素を与えてあげれば良いと思います。 タウリンとアラキドン酸の多量摂取もまた害となりますので、ドッグフードを与えた場合は、ワンコにはプラスの栄養素を与えない方が良いでしょう。 次回は逆の、ワンコがキャットフードを食べても大丈夫なのか? とタウリン&アラキドン酸の多量摂氏による害(ニャンコはそもそも合成できないのでこの病気の心配は無いですよ)を書きますね。


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